まずタイトル解明から。
「busta」は英語スラングで「悪い奴、悪ガキ」、「fellow」は仲間。
はい、率直に仲良しギャングですね。
仲良し可愛かったです。


スケアクロウ√クリア。
親子の物語でした。
こういった作品?両親が不在なのが一つのステータス、というか、そういった別れがある設定が多いけど、言い方は悪いかもしれませんが、その方が人が悲しみを抱いたり同情をするのにやりやすい設定……なのかなと思っています。あとは単純にルートに入った時にその辺の人間関係を描くのを端折るためもあるかもしれない、とも。
物語においても家族という枠組みをしっかり描いてくれたりする方が好きなので、他の家族の話されていると好感抱きます。リンボとお姉さんもいいな。

最後にお父さんが息子とガールフレンドを送り出すのって、すごく父親っぽい〜と喜んでいたところにほっこりしました。父と息子可愛い。


前回のプレイからだいぶ間が開いての再開でしたから、だいぶ設定忘れていますけど、これ、結局テウタちゃんの過去に戻れる能力そのまま特に言及されず終わったんだが、それでいいのだろうか。特にこの能力がなくなるとか、そういったこともないので能力とはこれからも末永く付き合う感じ?


「ルカの死」を無かったことにすること。
一人の、私的な動機で死を改竄することに対する重さ。

過去を改竄するにあたって、弊害が出てきたところで納得はしました。
過去を変えるって題材は、一種の他殺にちかく、それを起こしたことにより改竄期間にあった出来事、それにかかわる事象、それらすべてを殺すことになると思っているので、気軽にやれるものではないよなーと。
オペ手術の先生の人生を狂わせたこと。自分の守備範囲の人間を助けるために、誰かの人生を狂わせる。でもそれは普通に生きていても起こる事だから、これが全て悪とは言わないけど、ある事象を改竄することに対しては犯罪の要素もあると思っている。
かといって、手段があるなら最大限を駆使するのも一つの人生。
結局はどうあれ、その責任を、その事象をまっすぐ認める事が出来る人かどうかっていうのが、自分としては好き嫌いが分かれるところなのかもしれない。
もちろん、良し、とは言いません。
特に、テウタちゃんの生業がルポライターだからこそ。尚の事人生を狂わされた人を見てきたと思います。その主観がある人間だからこそ、緊急オペなどの言葉に対して、それすら無視して自分の世界本意で動いたことはうーん……とは思ったんですけど。
ただ、テウタちゃんは自分がしでかしたことに罪悪を抱いたけど、それと同時に友達が生きている世界に微塵の後悔もなさそうだったので、そういったしたたかさがあって良かった。
あそこでルカを助けたばかりに……とずっと悩まれたら煮えきらなかったかと。
アダムの「ルカを助けてくれてありがとう」っていう言葉も救いだっただろう。他の誰かの肯定が必要なときもあるとは思う。

そこを含め、テウタちゃんのキャラクターとしては、善悪、そして真実と真っ向に向き合うを持ちながら、自分の価値観をもってして行動するところもあるので、可愛すぎない(褒め言葉)ところが、良かったと思います。

スケアクロウ√でみる、他のキャラクターの距離感が好きだったので、他の個別√にはいかないから、深く真相は分からないけど、悪集団があのシェアハウスで末永く仲良く暮らしてほしいと思いましたまる。
リンボとシュウさんのコンビ可愛い…といつものサワっとしたのも過りはしましたが笑。あとイーディくんとリンボお兄さん。
基本的にリンボとシュウさんがお兄さんしていたのが、良かったです。
(勝手に)我が宿敵ヘルベチカとは、いまのままのお前なら愛せる、と思うくらいの距離感は保てました。
√的には、中盤あたりで、テウタちゃんはモズさんかスケアクロウといてくれ、と思ったのでその意味でも行きたいところに行けたと思います。
スケアクロウといるとテウタちゃんが「私が守らなきゃ」っていうタイプになってたから良かった。愛されるより愛したい系に弱いので、その意味で見ていて力強かったです。

オナゴは皆可愛かった。
カルメン姐さんは癒やし。
結局、お父さんと一緒にいた謎の人が誰かわからなかったけど。謎は……解明したくなったらその時はまた会いましょう。
BADENDもオススメいただきましたが、ラブラブエンドで終わったので、そのままの記憶でいます。