feif人柱アリス 三番目アリス

「ウフフフフフ。なかなかよかったわ。半狂乱になる王族様の顔と言ったら。」

リリスは、嗤いながら意気揚々と花園を歩きました。

「あら?空間が歪んでいる?覗いてみましょう。」

歪んだ空間に穴を開けて覗いてみると金髪の少年がうずくまっていた。耳を凝らすと少年が泣いていた。どうして泣いているのかしら。リリスは、少女から星竜に姿を変えて歪んだ空間にはいっていきました。

金髪の少年は、近づいてくる竜に気づくと驚いて逃げようとしました。

「ぶっ!」

慌てて立ったせいで足が縺れて転んでしまった。顔つきは、小難しいそうで凛々しい印象があるのに見た目よりも。

「どんくさい」

「うっぐひっく。ひっく。」

「あのどうしてあなたは泣いているのですか。泣いていても以心伝心できませんよ。」

金髪の少年の方は、目を擦るなり小さな竜を見るなり細い声で

「‥‥君は、何?金魚?」

「金魚でなくて星竜です。リリスと呼んでくださいな」

「リリス」

「大きな声でも出せるじゃない。」

「竜は、強くて大きいのがいるとあったのに。君は、小さい魚みたいだね。」

「あんなのは、人が作った想像です。竜といっても竜には、種類が多いのです。私からの答えは、以上。私への質問にあなたが答えなさい」

「うっ。うわぁぁ。」

「もう男の子は、そんなに人前じゃなかった。竜の前で泣きません。」

「うっ。」

また目を擦り姿勢を正すとリリスに張りのある声で言った。

「ただの男の子じゃない。僕は、暗夜王国第一王子マークスだ。」

「ということは、ゆくゆく王様になる男の子なのですね。」

マークスの顔がひくついた表情になる。

「国王になんかなりたくない。」

マークスがリリスに背を向けると落ち込んだ。

「序列に優位だからいいではないですか。」

「現国王の本妻の第一子であっても王室の人間は、序列優位が理由で惹き付けられると思ったら大間違いだよ。」

少し怒ったような顔でリリスを睨み付けた。

「では、貴方は、それにあぐらをかかずに様々な努力をしてきた。結果を出してきた。」

「うん。父上の権力欲しさに群がる人間からも守れるように。」

マークスが手を握りすぎて血が出てきた。

「僕は、亡くなった母上を愛している父上から守れなかった。身体を売って父上の権力をあやかろうとした何人の女から守れなかった!」

「目の前で女の人が貴方のお父様で激しいところを無理矢理見せられたのですね。」

マークスの目から涙がこぼれ落ちた。悔しさやら悲しいやら顔を歪ませた。

「僕は、父上のような誇り高くも愛情深い国王になりたい。でも権力欲しさに答えて分け与えたりする国王には、なりたくない!」

「マークス様は、現国王様のことを敬愛されているのですね。」

「敬愛?」

「その人のこと敬い思いを抱きながら愛情のことです。」

「リリスは、物知りだな。」

マークスの顔が明るくなった。打ち解けてきたのだろう。

「マークス様星界にある不思議の国へ行きませんか。そこへ行けば貴方のなりたい人になれます。」

「なりたい人に。不思議の国へ行くだけでいいのか。」

「えぇ。不思議の国へ行くだけであっという間に貴方の思い描いたことにもなれます。」

「行きたい!案内してくれ。」

これには、即答した。

「では、案内する前に貴方に約束したいことがあります。」

「なんだ?」

「アリスに相応しい称号を手に入れてください。」

「女の名前だな。もっと他に名前がないのか男の名前とか」

「不思議の国での重要な名前は、アリスだけなのです。」

「アリスとは、どうやればなれる?」

「アリスになれるようにすればいいのです。では、暗夜の第一王子マークス様私についてきてください。」

リリスの言う通りマークスは、歩き出した。光が見えそこに入る。

「いってらっしゃいませマークス様。」

続く。


















































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feif人柱アリス 始めました。

注意

キャラが崩壊しております。オチもなければすくいもない。

DOCネタバレが含んでおります。

配役は、好みで選んでおります。見たくない人は、見ないで大丈夫です。

追加から始めます。
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お気に入りのぬいぐるみで不快なぬいぐるみ。

マークスがカンナにぬいぐるみを買いに行くお話です。

「カンナ!私のウサギネコを返しなさい!」

「やー。」

ジークベルトのお気に入りを赤ちゃんカンナに取られ奪い返そうとした。カンナの腕からウサギネコのぬいぐるみを取り戻すと両手で抱き抱えた。

「ジークベルトたまには、貸してあげなさい。」

「いやです。これは、私の宝物。母上がカンナにぬいぐるみをあげればいいのです。」

「同じのカンナにあげても興味を示そうとしません。」

「私の物は、私の物。私の物を取り上げることは、泥棒です。」

「そうは、言ってもね。お母さんと竜のぬいぐるみで遊びましょ。」

立ち上がってカムイに背を向けマークスの所へあんよしはじめた。

「ほんとうだ。」

「とーとー。」

「お母さんの手作りに興味がないとは、ぜいたくだな。」

「マークス兄さんカンナと少し散歩してきてください。」

「あぁいいぞ。カンナ散歩に行こう。」

カンナ高い高い上げて抱き抱えると散歩に行く支度をする。

「カンナは、ずるいや。」

「あらあらジークベルトやきもち?」

「違います。カンナは、まだ赤ちゃんなのは、わかってます。ただ父上がカンナを可愛がることが多い気がして。」

「ハハハ。じゃ次は、マークス兄さんとピクニックにでも行きますか。」

「いきたい。」

「マークス兄さんに曜日でも聞いておきましょ。ジークベルトの大好物もいっぱい入れたお弁当も腕によりもかけて」

「味見は、私がやります。」

「まぁ頼もしい。詰めるのもお願いしますね。」

鋼の味のする母の手料理は、食べれないわけじゃないけど。匂いは、料理と変わらないものの鋼の味のするのは、少し苦手。


その頃マークスは、カンナとぬいぐるみショップに連れて来ていた。子供向きの可愛らしいぬいぐるみをカンナに見せながら歩いた。

「カンナウサギネコだぞ。」

鈴のついたウサギネコのぬいぐるみに興味も示さず。次は、犬。ネコ。ウサギ。クマにも。カンナは、見向きもしないでいた。

「あー。」

「海の生き物ぬいぐるみコーナーにいきたいのか。」

そこに行くと魚と亀のぬいぐるみが整列していた。

「びー」

カンナが海老のぬいぐるみを見ると指をさした。触覚の髭の長い海老のぬいぐるみがおいてあった。

「びー。びー(えび。えび。)」

「カンナ。海老じゃなくて着せかえ女王蜂にしなさい。」

女王蜂をみせるとカンナが顔を背け「びー。びー。(海老。海老」というばっかり。

「海老よりもみつばちが可愛いぞ。」

「びー!びー!(海老!海老!)」

「わかった。わかった。海老を買ってあげよう」

「うー!(やったー!)」

「海老でお腹を壊すじゃない。リョウマが来ても噛みつくな。」

「あい」

海老のぬいぐるみを買って上機嫌になるカンナと家に帰る。

カンナは、ジークベルトのウサギネコのぬいぐるみに興味を示さず海老のぬいぐるみで遊ぶようになった。口に含んだり。髭を掴んで振り回したり。ご飯を食べさせて遊んだりもしていた。

「びー。びー。(エビ。エビ。)」

無邪気に海老と連呼するマークスは、複雑な顔をした。

「みつばちでもよかっただろうに。」

「あらマークス兄さん妬いているのですか。」

「カンナにパパか名前で言って欲しい。えびと言ううちににリョウマとか言いそうになると複雑だ。」

思わず吹き出した。

「笑い事ではない。」

「マークス兄さん大丈夫です。赤ちゃんは、お父さんが誰かわかっています。リョウマ兄さんとマークス兄さん並べても真っ先にお父さんの方へカンナは、行きますよ。」

「そうか。」

カンナが海老のぬいぐるみとおもちゃのご飯をマークスに差し出す。

「とー。とー。」

「あぁお父さんと遊ぼうか。」

カンナと遊び始めたマークスに微笑むと料理の支度を始めた。

























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未来ビジョン

このお話は、白夜ルートです。エリーゼがリョウマとカムイの子供カンナ♂♀に双子と夢で対面するお話です。


その日夢を見た。ありえたかもしれない音がない夢を。マークスお兄ちゃんとカムイお姉ちゃんが子供と二人自然の多いところにピクニックしに来ていた。

そのうちの1人が切れ長の目でポケットにマークスお兄ちゃんが昔飼っていた兎の耳をした猫のぬいぐるみを持っていて。もう1人は、弟なのか。カムイお姉ちゃんに似て可愛い男の子。

マークスお兄ちゃんがレジャーシットを敷くとカムイお姉ちゃんがお弁当を置く。弟の方がピュンピュン跳び跳ねてお弁当お弁当とはっしゃいで。音がないからわからないけどマークスお兄ちゃんがお腹を押さえた男の子見ると笑って頭を撫でた。訳すとぬいぐるみをもった男の子のお腹の虫が鳴って恥ずかしかったみたい。それでマークスお兄ちゃんが「さぁ食べようか。」と子供二人に言っていた。

音もなければ声もない。会話の内容が聞けなくて気になっちゃう。口パクで何を話しているのか読むしかなかった。

お姉ちゃんの作ったお弁当を可愛い男の子が頬張って食べる。ぬいぐるみを持った男の子が上品にお弁当を口に入れる。

食べ終わると可愛い男の子をマークスお兄ちゃんが肩車して遊ぶ。ぬいぐるみをもった男の子の方は、お腹いっぱいになったのかカムイお姉ちゃんの膝枕で眠った。

目線が可愛い男の子に切り替わり見る景色は、見晴らしが良く楽しい気持ちになった。

紫の星形の花を見つけると摘んでマークスお兄ちゃんの袖を引っ張って花冠作りをし始めた。

目線が切り替わって。次に見えたのがお腹を大きくしたカムイお姉ちゃんが兎の耳をした猫のぬいぐるみを作っていた。リリアンで縫い物が出来なかったお姉ちゃんが生まれてくる子供に作っているとマークスお兄ちゃんがブランケットを持ってきた。口パクでカムイお姉ちゃんがマークスお兄ちゃんにぬいぐるみを見せる。訳すと

「マークス兄さん見てくださいウサギネコです。」

「よく出来ているな。だが耳は、もう少しゆったり揺らした方がいいぞ。」

「あっ耳揺れるようになった。」

綿を少なめにして耳を頭の上に縫うと耳が軽く揺れた。


次に見えたのが男の子の赤ちゃんがウサギネコのぬいぐるみを口に含んで遊んでいた。耳を掴んで振り回したりもしていた。

可愛い男の子が生まれてお兄ちゃんになっても男の子は、ウサギネコのぬいぐるみをいつも持っていた。お散歩しても。ごはん食べても。寝るときも。弟がウサギネコで遊ぶのが嫌なのかくずるたり怒ったりもする男の子に

「ぬいぐるみをたまに貸して遊ばせあげなさい。」

と困ったように口パクするカムイお姉ちゃん。

マークスお兄ちゃんが海老のぬいぐるみを次男に買い与えると複雑な顔をしていた。次男の方は、ウサギネコのぬいぐるみの興味が失せて海老のぬいぐるみをはぐはぐ口に含んでいた。

目線がピクニックの場面に戻ってきた。マークスお兄ちゃんが花冠を頭に乗せて。可愛い男の子がカムイお姉ちゃんの頭にもぬいぐるみの男の子の頭に星形の紫の花冠を被せた。


「マークスお兄さん」

リョウマさんと一緒にカムイお姉ちゃんが出てきた。夢にカムイお姉ちゃん。マークスお兄ちゃんの近くにカムイお姉ちゃんと息子たち。

「お願いです!私と一緒にお父様と闘ってください!」

「このままでは、お前は、ガロン王の操り人形のままで捨て駒になるだけだ!」

カムイお姉ちゃんとリョウマさんがだけ声を出してマークスお兄ちゃんに訴えた。

「裏切り者の声など聞かぬ。白夜側についた妹など妹では、ない!」

「では、マークス王子カムイと子供達をよく見ろ。何が置いてある。」

マークスお兄ちゃんは、驚き顔になった。よく見るとぬいぐるみを持った男の子も。その子を膝枕していたカムイお姉ちゃんも。可愛い男の子も人形。人形の後ろに見えない糸が垂れていた。

「ねぇおじさんここにいっては、駄目。お母さんとお父さんと来てよ。」

「お人形遊ぶしてもガロン王に飼い殺されるだけだよ!」

髪の色が茶色の可愛い男の子とお団子頭をした女の子がカムイお姉ちゃんの後ろから出てきた。

「カムイその子達は?」

「カムイの子供達だ。」

「私のことは、カナと呼んでね。」

「僕は、双子の兄でカンナ。カナは、僕と同じ名前なんだ。」

双子で同じ名前紛らわしい。マークスお兄ちゃんの顔の皺が増えてきてる。

「カムイいつの間に誰と結婚した。」

「リョウマお兄さんです。」

「カムイとは、父親が違う連れ子だから結婚出来る。」

えっ?リョウマさんカムイお姉ちゃん抱きしめてとんでもないこと言ってるけどもう一回言って。せめて支援会話の最初のところを夢として見せてよ。

「さぁマークスお兄さん私の手を取って逃げて!」

パシン!

「茶番劇にひっかかった裏切り者が!」

ジークフリードでカムイお姉ちゃんに降り下げようとした。


「‥‥‥リーゼ。エリーゼ朝だぞ。」

「うぅーん。マークスお兄ちゃん。」

「魘されたみたいだけど悪い夢でも見たか。」

「人形遊びに夢中になったマークスお兄ちゃんが半狂乱になる夢だった。」

「気味が悪いな。私は、正気だ。」

「ねぇマークスお兄ちゃんお父様のことを気にせずカムイお姉ちゃんを嫁入りさせちゃおうよ。そうしていれば戦争終わるよ」

「馬鹿を言うな。」

「早くしないとリョウマ王子にカムイお姉ちゃんが取られるよ。マークスお兄ちゃん夢通りに半狂乱になるよ。」

「その口をと・じ・ろ!」

両頬につままれた。手の甲冑が当たって痛い。

「いたたマークスお兄ちゃん手を離して。」

「エリーゼは、白夜との戦争が終わるまで安全な所にでもいなさい。」

マークスお兄ちゃんが去ると。エリーゼが1人になった。

「マークスお兄ちゃんの嘘つき。マークスお兄ちゃんがカムイお姉ちゃんを傷つくことになるなら争わず解決できる方法を見つけて死んだ方がましだもん。」

エリーゼは、枕に顔を埋めた。虚しい夢を見た数日後カムイ姉が地下街に来ることをまだ知らなかった。

続くかも?


























お兄さんが暗夜へ行く 番外編

べったりとマークスの背中にカムイが張りついていた。

「カムイ重くなったな。」

「まだ軽いもん!」

ポカンとマークスの肩に小突いた。

「あらあらお兄様のおんぶしてもらっているのね。」

「カミラお姉ちゃんおんぶして。」

「うふふ。いいわよ。」

マークスから飛び降りるとカミラにもおんぶをさせてもらった。甘い香りが紫の髪からして落ち着いてくる。

「お姉ちゃんのおんぶ楽しい?」

「うん。お姉ちゃんハリがあっていい香りがして好き。どんな香水使ってるの?」

「カムイにおっしゃれに目覚めてくれたのね。お姉ちゃんが手取り足取り教えてあげるわ。香水は、フローラルでいいかしら」

「マークスお兄ちゃんにもかけていい。」

「女性用の香水を私にかけても顔つきまで柔らかくならないぞ。」

「えぇー。」

「カムイ様おやつの時間です。今日はプディングです。」

「ジュンいま行くよ。お兄ちゃん、お姉ちゃんもいこうよ。」


おやつを食べている間カムイがマークスに他愛のない話を聞いていた。

「マークスお兄ちゃん今朝ねなつかしい夢を見たんだ。北の城塞に暮らす前のことだよ。」

「どんな夢だった。」

「カミラお姉ちゃんとマークスお兄ちゃんと私でお日様の下でピクニックした夢だったよ。お兄ちゃん肩車して走り回っていたこと覚えてない。」

「カムイは、ご飯の時間になっても肩車飽きずにいたな。」

「でもお兄ちゃんどうして髪切っちゃったの?懐かしくなって久しぶり抱っこしてみたけど物足りなかったよ。」

まただ。カムイは、時々白夜にいた頃のことを夢として見ることがある。

「お兄様はね髪が邪魔になってきたのよ。癖毛がひどくてよくうねりやすくて大変だったから思い切り切ったのよ。」

「そういえば夢でお兄ちゃんの髪の硬かったかな。結構絡みついてたような」

「それでカムイは、私のまとわりついた髪をもがこうと暴れてその拍子に髪が千切れたぞ。」

「うっ。ごめん。」

「外へ出られたらまたピクニックに行こう。その時は、カムイの手作りを食べさせてほしい。」

「うん!お腹いっぱいになるくらい作ってあげる!」

ジュン(リョウマ)から見た暗夜の兄姉とカムイは、本当に兄妹のように見える。カムイの見た夢のことならジュン(リョウマ)も知っている。

「小さい頃俺がヒノカとカムイを連れて近くの山に行ったときだ」と声に出して言いたいけど飲み込んだ。

「ジュンおやつちょうだい。」

「あらあら食いしん坊ね。」

無邪気なカムイのおねだりに微笑むカミラ。



「ジュン」

「おわ!」

「ジュン驚かせるつもりなかったのに。」

後ろから声をかけられると不意討ちに似て驚く癖がリョウマにある。使用人に成り代わっても癖だけは、なくならないもの。

「聞いてもいい?ジュンにお願いがあるんだー。」

「それは、何でっておぃ後ろからまとわりつくじゃない。」

カムイがジュンの背中にべったりと張りついた。茶色の髪。背中まであるジュンのぬくもりに。安心感を得られた。

「ジュンの背中暖かくって落ち着く。それにお日様の匂いと同じくらい優しい感じがする。」

「カムイ様光栄です。」

「ねぇジュンこのままお散歩しよう。ギュンターに見つからないくらいに静かに歩いて。」

「かしこまりました。よーし出発!」

ジュンがゆっくり歩き。カムイは、ジュン(リョウマ)の髪に顔をこすりながら満喫した。


「それでカムイ様を夜中に連れて歩いていたのか。」

「すぅーすぅー。ジュン、マークスお兄ちゃんの馬を追い越しちゃえ。」

寝言を言いながらカムイは、眠っていた。

「夜更かししていませんセーフです。」

「何がセーフだ。カムイ様のお身体を冷す前にベットにおいれしろ。」

ベットに入れた身代わりのくまのぬいぐるみを抱き抱えたギュンターに睨まれカムイをベットに運んだ。

ジュン(リョウマ)が過去のカムイにおんぶがまた出来た。白夜のことをカムイが忘れても。白夜で過ごした感情だけは、残ってもいいとリョウマは、思った。








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