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2024年3月29日 20時02分 政治資金
派閥の政治資金パーティーをめぐる問題で岸田総理大臣は29日午後、自民党の麻生副総裁や茂木幹事長ら執行部のメンバーと相次いで会談し、来週にも行う関係議員の処分に向けて意見を交わしました。
今回の問題で、岸田総理大臣は27日までの2日間、安倍派のキックバックの扱いを協議した幹部4人への聴取を行い、28日の記者会見で来週中にも関係議員の処分を行う意向を明らかにしました。
そして、29日午後、自民党の関口参議院議員会長、松山参議院幹事長とそれぞれ個別に会談しました。
続いて、麻生副総裁、茂木幹事長と総理大臣官邸で1時間余り会談し、一連の会談で関係議員の処分に向けて意見を交わしました。
党執行部はこれまでのところ、キックバックの扱いを協議した安倍派の幹部4人を「選挙における非公認」以上の処分とし、派閥からの指示でキックバックを受けるなどした中堅・若手は「戒告」などとする方針です。
一連の会談では、安倍派の4人以外の事務総長経験などの扱いも含め、処分を行う対象や内容を検討したものとみられます。