ニンフィアの声のしょこたんかわゆす
ミュウツーは、今回の映画で帰る場所を失ったゲノセクトを慈しむ聖母(子供を落ち着かせる母親)のようなポジションでした。
N様主題歌に出てきた。DVD借りに行って来よう。
さあ「黒の誓い」スタート
スクアーロが人間界に来てくれた。これで帰れると思って話しかけるけど
「あぁん!うるせぞぉくそ猫!」
何度も話しかけるのにどうしたことか俺の声が聞こえていない。
「なぁスクアーロ」
「なんだぁ」
「この猫お前見覚えないか?ベスターってんだ」
山本がフォローしてくれた。でもスクアーロはそれがどうしたって言う眼で睨む。
向こうから呻き声が聞こえた。空からペリカンとコウモリが降りてきた
「なんだこいつら?」
獄寺は、悲鳴をあげた。ペリカンの眼が紅いし骨が出ているにも関わらず空を飛んでいるからだ。
「チッ!ボンゴレの管理は、甘ぇな。うじゃうじゃ餓えた獣がボンゴレに集まってきやがる」
スクアーロは、剣を構えて相棒の鮫アーロは、コウモリを食いちぎる。
「なっ瞬殺」
「うぉぉいボサッとしねぇでとっと片付けろカスども!」
「〇〇起きるのな」
「んっ…山本!」
「次郎。〇〇を頼むのな」
「ワン!」
山本は、私を地面に降ろすと次郎は、パーティードレスの裾をくいくい 引っ張った。来いって言っているようだ。
「わかったよ。」
「〇〇お嬢様屋敷にお戻りください。こいつらは俺が足止めします」
不気味に空を舞うコウモリを獄寺がダイナマイトで打ち落とし。山本は刀でコウモリを薙ぎ払い 次郎は、山本の真上からコウモリを威嚇した。
山本に黒い見知らぬ赤ちゃんを私に渡されたから手が使えない状態になりながら屋敷まで走った。左にベスター。右に赤ちゃん。両手で子猫と赤ちゃんを抱えながら次郎に誘導されるまま屋敷まで
走った。
ベスターは、唸った。目の前に不気味なペリカンが降りてきた。
「シャアー」
ペリカンが私の方に飛んできた。
「キャ」
ザシュ。斬られた音がした。暗いのに慣れると見えたのは、さっきの白髪の少年。ペリカンを斬ったのだ。
「ねぇこれは、何?なんで今日は、不気味な化け物に襲われなきゃいけないのよ?」
「これは、餓えた獣 餓獣(がじゅう)だ」
聞き慣れない言葉。
「オラ前は、守ってやるからお前は、ボンゴレの屋敷まで走れ!あそこなら餓獣(がじゅう)も入って来れねぇ。」
そうは、言っても走りすぎて足がガクガクして走ろうにも走れない。次郎が引っ張るのに足が。
ペリカンが後ろから〇〇に突進した。運よく避けたけど血が出た。痛いよ
落ちた血は、ベスターにぽとぽと当たった。ベスターの白いところに紅が点々になった。
ドクン。ドクン。ドクン
ベスターは、身体が熱くなった。余りの熱さで抱っこしていた〇〇の腕を引っ掻いた。〇〇の血がベスターの爪と首に付いた。そのままベスターは地面に着地した。
痛さよりも〇〇は、驚いた。ベスターが
「ライオンになってる」
「やっと見つけたぜベスター」
「ベスターお前いつからここに?」
上から〇〇、リボーン スクアーロは、ベスターを見て言う。
ベスターは、家の窓に写る自分の姿を見てはっとなった。もっとはっきり見たくて窓に写る自分をまじまじみて喜びがベスターに溢れた。
家の窓に写っていたのはホワイトライオン。
立派な白い鬣に紅い凛々しい眼。紛れも無くベスターの元の姿だ。
ペリカンが隙が出来たスクアーロと〇〇を襲ったスクアーロは、体制を立て直し。〇〇は、リボーンを抱きしめる。次郎はペリカンを追っ払う。
「GAAAA」
ベスターの咆哮でペリカンが木っ端みじんになった。
夜の静けさが戻った。もうコウモリもペリカンも来ない。
安心していたらスクアーロのいてぇが聞こえ何だろと思い振り向いたら。
ベスター(?)がスクアーロのお尻を逞しい脚で引っ掻いたのだ。
「何しやがる!?」
「ベスターダメだよ。引っ掻いちゃ。メッ!」
鬣を引っ張るとベスターは、歯を剥き出しにした鋭い牙だ。
イケメンモデル系の子猫がライオンになってショックだった。成長したら磨けば宝石になるベスターが逞しいすぎるライオンに急成長してしまった
喰われると思い固く眼を閉じた。
ポフン。
見えたのは、白。手探りすれば、柔らかい毛並みの感触に温かさ。
「子猫になってる」
「ニャー」
続く