いやいや。
服の先生ってゆーてもファッションに頓着しない人よりかはマシって感じで捉えて下されば幸いですよって。
さて。
オレは普段からマジメな会話をする時以外はなるべく言葉に遊び心を取り入れたいと考えておりまして。
ありきたりな言葉で返答するよりはトンチやひねりが利いた言葉で自分の周囲の空気を和ませたい。
その為にはボキャブラリーとゆーか語彙力とゆーか想像力とゆーかとにかくたくさんの抽斗が不可欠になってきますわ。
活字を読むことを日常化し、テレビやラジオから見聞きする言葉にピンときたものを頭の中の抽斗に放り込んでいく。
悲しいかな、学校の授業で教わるモノには全くピンときたことが無かったが故に残念な学力しか持ち合わせていないけども(笑)
トンチやひねり。
例えばひとりっ子のオレが『ブリッジは兄弟はいるのか?』と訊かれたならば、
『ああ、オレは長男で末っ子だ』と答えている。
一瞬相手の顔に『?』の表情が出てすぐ意味が分かり『なんだ、ひとりっ子かよ!!紛らわしいな』と突っ込んでくるそれが楽しいのだ。
そこで今日の話。
職場の高校生バイトが『ブリッジさんは趣味はなんですか?』とまるでお見合い中のよーなベタな質問をしてきた。
ここで当たり前に『自転車』とか『古着屋荒らし』とかフツーの返事をしていたんでは芸がない。
一瞬の間にオレの脳内はフル回転し『文通』『青竹踏み』などの惚けたワードが幾つか出てきたが、ここでは彼らが喜ぶものを選ばなければならない。
脳裏に浮かんだ様々な言葉の中でオレがベストアンサーに選んだのは───
『チラ見』
ギャハハハッ♪
チラ見ってなんスかブリッジさんまるで変態やないスか♪♪
いい反応だ。
オレがチラ見で変態なら平気でガン見のお前は血統書つきのド変態やないや。
このように会話に弾みが生まれたならば、人生がちょっぴり楽しいと思えてこなくもない。