岐阜市の歓楽街「金津園」にある風俗店約40店が、名古屋国税局の一斉税務調査を受け、計約15億円の所得隠しを指摘されていたことが11日、分かった。
追徴税額は重加算税を含め、数億円に上るとみられる。

関係者によると、これらの風俗店では、客が支払った料金を実際より少なく計上したり、女性従業員が遅刻した際に取り立てた罰金などを売り上げから除外したりしていたことが調査で判明。国税局はいずれも悪質な仮装隠蔽を伴う所得隠しと認定したもようだ。

金津園はJR岐阜駅近くに位置し、性風俗店60店が密集していることで知られる。
国税局は平成22年から同地区の風俗店を対象に一斉調査に乗り出し、裏帳簿などを見つけた。
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