コンビニ最大手のセブン-イレブンジャパンとJR西日本は27日、駅構内の約500のコンビニや売店を順次「セブン-イレブン」に切り替えると発表。
鳥取県は「セブン-イレブンがない県」として知られているが、"エキナカ"への出店という形で進出が実現する見通しとなった。

JR西日本山陰開発(松江市)によると、山陰両県では鳥取、米子、松江の3駅でコンビニの「ハート・イン」、岩美や倉吉、出雲市など14駅で「キヨスク」を運営している。
JR西広報は「基本的には中国地方も含む駅構内の全ての店舗が対象」としており、5年間で転換する。同開発の担当者も「今後具体的な検討をしていくことになる」と話す。

セブン-イレブン・ジャパンは、鳥取県内の駅以外にも出店する可能性を示唆している。

セブン-イレブンの県内進出が濃厚になったことについて、平井伸治知事は会見で「これまでは物流面などいろんな事情があり進出できなかったと聞いている。推移を見守りたい」とコメント。
ただ「セブン-イレブンがなくても『いい気分』になれる県。ぜひ遊びに来てほしい」と得意の駄じゃれで県をPRした。

セブン-イレブンの公式ホームページなどによると、未出店の県は鳥取、青森、高知、沖縄の4県。
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