スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

安直だけど 純粋さが 胸を打つのです


『お腹空いた』

「うん、でも食うの何もない」

『パスタでいいじゃん』

「ああ、いいね」

『ペペロンチーノでいいじゃん』

「いいね、簡単で。じゃあ作って」

『マジかwww』






『ねえ、鷹の爪ないよ』

「いや、あるから」

『ニンニク切らなきゃダメかなあ。ニンニクなくていいんじゃない?』

「鷹の爪もニンニクも入れないで何作る気だよwww」

忘れたことさえも きっと 忘れてしまうの?


なんかこうして連絡取ってると、なんかなあ。でも段々と思いは冷めていってるような。何とも言えない。きっとそろそろ仕事が終わってメールが来るはず。

あの人には会いたい。でもあの子と長期間いるのはあの子に悪い。私ががっつりみっちり働いていても。でもなんかもう、あの人に会いたいのかすらよくわからなくなってきたなあ。元々そういう好きとかじゃなかったし、今でもどうにかなりたいとは思わない。
とは言えやっぱり一緒にいたかったりもする。ただ顔だけ見るのもいい。同じ駅ですれ違うのもいい。むしろそういうのを望んでいるのかもしれない。

盛岡の街は怖い。もうだめだと思って帰ってきたのに、やっぱりそんなすぐに大丈夫にはならないほど住み慣れている。今はもう、また離れたくなっている。

盛岡も東京も、きっと仙台だって一人では暮らせないのだ。

前の記事へ 次の記事へ