3月25日の夜、庭のウメの花で蛾を待ち伏せ。
↑ウスカバナミシャク(初見)↑
もしかしたら初見じゃないかもしれないし、そもそもこの個体が
ウスカバじゃないかもしれない。
ナカオビカバナミシャクに酷似していて、なんとも言えない...。
ウスカバは中央の濃色部の幅が狭めな傾向らしい。
しかし個体差もあるだろうし、正確な同定には検鏡が必要なのかな。
↑チャイロキリガ♂↑
変わった色合いのキリガ。
ただの地味な茶色ではなく、濃い赤茶色がイイ。
例年はそんなに見かけない印象だが、今年はやたら見る気がする。
顔も撮影。
体も翅と同じく赤茶色。
触角が鋸歯状なので♂。
↑イモキバガ↑
もうキバガも出てる季節か...。
普通種だけど、なんか嬉しくなる。
ウメはもう散り始めていて、目ぼしい蛾はこれだけだった...。
ということで、老人ホームポイントへ。
↑アカモンナミシャク↑
二度目の出逢い。
以前の個体は擦れていたし写りも微妙だったので、今回はまともに撮れて嬉しい(`・ω・´)
緑色に、赤い紋... 絶妙な配色。
以上、3月25日(夜)でした。
今回、老人ホームポイントへ行き、衝撃を受けた...。
なんと、多数の木が切り倒されていたのだ(´・ω・`)
結構いろんな種類の木があったであろうに、なんて勿体ないことを( ;∀;)
ここも開発の影響でダメになってしまうのだろうか。
なんか最近、近所の自然破壊が酷い気がするぞ...?
3月25日の昼、かなりの暖かさだったので庭を探索。
まずは花を撮影。
↑ジンチョウゲ↑
芳香を放つ白い花。
色はピンクもあるようだが、庭には白色のしかない。
周囲に香りが広がっている割りに、蛾には人気が無い・・・
↑ミツマタ↑
枝が三つに枝分かれする性質があるので、この名前らしい。
花は黄色くて独特な形。
蛾には人気が高く、夜になると
マエアカスカシノメイガや
アトジロエダシャク等々が集まる。
↑サクランボの花↑
ミツバチが来ていたので、一緒に写してあげた。
なんか・・・癒される(*´∀`)
サクランボはミツバチに大人気だが、なぜか蛾は全然来ない・・・
この近くにあるウメの花には蛾がたくさん来るのにw
花はこれくらいにして、虫を探してみる。
↑ハエの一種↑
種類も分からず、普段ならスルーしちゃうけど、春先はつい撮りたくなってしまう。
たぶんヤドリバエ科だと思うけど、よく分からない。
↑オオワラジカイガラムシの幼虫↑
ちょっとキモチワルイくらい大量にいた。
てか、
オオワラジで合ってるか自信が無い。
以上、3月25日(昼)でした。
この日は夜も暖かくて蛾もいろいろ出逢えたので、次回はその記事を。
3月18日、暖かいので久々に庭で探索。
↑ナガバヒロズコガ↑
最も多かったのが本種。
何十頭いたか分からないほどの多さ。
標準図鑑によると堆肥などから発生するらしいので、庭での発生源はシャモ小屋だろう。
↑マエアカスカシノメイガ↑
ナガバヒロズと違って長期的に多い種。
今の時期は本種のほうが少ないが、年間なら圧倒的に本種の勝ち。
普通種だけど、半透明の翅が綺麗(*´∀`)
23日、庭に
ブナキリガが来ていた。
腎状紋など主要な模様がハッキリとしていて、春キリガの代表みたいなイメージがある。
個人的に、このくっきりした亜外縁線がイイと思うんだ・・・。
キリガときたら、顔を撮らずにはいられない!
可愛い。モフモフ。
前脚が可愛さを引き立ててる気がするのは何故だろう・・・。
以上、3月18日と23日でした。
3月17日、玄関の灯りに蛾が来ていた。
↑ホソウスバフユシャク♂↑
フユシャクの中では出現期がかなり遅い種。
三月頃になってやっと現れる。
外見が
ウスバや
クロテンに似ているが、本種は外横線が薄く、横脈点は小さい。
一応、顔も撮った。
まあ、普通のフユシャクって感じ。
その後、老人ホームポイントへ。
↑アトジロエダシャク♂↑
春のエダシャクを代表する普通種。
でも色が渋くて結構好き。
名前は後翅が白いのが由来。
蜜を吸う時は翅を立てていることが多いので、この白い後翅を見る機会は意外と多い。
顔は...
かわいい(確信)
↑ホソバキリガ♂↑
近似種がいくつかいるが、この個体は外横線が前縁部で曲がっている特徴や、サイズ的にも
ホソバで合ってるはず。
触角がよく見えないが、僅かにモサモサが見えるので♂だと思う。
↑ウスベニスジナミシャク↑
これも春の最普通種の一つ。
帯模様の色は緑色タイプと薄紅色タイプがあり、この個体は緑色タイプ。
和名は薄紅色タイプによるものだろうが、個体数は緑色のが多いのでちょっと紛らわしい。
以上、3月17日でした。
久々の探索記、春お馴染みのメンツに出逢えて満足。
冷静に考えると残念な成果だけど、気にしない。
3月10日、老人ホームポイントの灯下に、あの蛾が。
↑トビモンオオエダシャク♂↑
早春の蛾を代表する蛾!
春のシャクガの最大種。
とにかく地味だが、個体によって白っぽかったり金色がかっていたりと、個体変異に富む。
この個体は金色鱗が多めなタイプ。
かなり大きめだったので一瞬♀かと思ったが、触角が櫛歯状なので♂。
♀は走光性が弱いので、見る機会が少ない。
顔も撮影。
場所をちょっと移動して、正面から。
顔が真っ黒なので眼が全然目立たない。
白い眉毛とマフラー?が可愛い。
数日前体調を崩してしまったが、今はだいぶ元気に。
吐き気とかが無くなったのは良いけど、今度は腹の調子が・・・(´・ω・`)