佐賀県内の学校、マスク着用緩和へ 県教委、市町教委などに通知

6/21(火) 10:24
佐賀新聞

 新型コロナウイルス下で定着している学校でのマスク着用に関し、佐賀県教育委員会は20日、熱中症防止の観点で緩和するよう県立学校に通知し、県内20市町の教育委員会などにも同様の内容を周知したと発表した。16日付。文部科学省の方針を受けた対応。

 県内でオミクロン株の感染が急拡大していた1月26日付の前回通知は「児童生徒と教職員は、基本的にはマスクを常時着用すること」とし、熱中症などのリスクが高いと判断した場合は「換気や十分な距離を保つなどの配慮をした上で外すよう対応」としていた。

 今回の通知は「基本的に常時着用」を削除し、会話の有無、屋内外の状況、2メートル以上を目安とした他者との距離を条件に着用の必要性を整理した。屋外で距離が取れている場合や、屋内でも他者と距離が取れて会話をほとんどしない場合などは必要ないとした。