長崎の食といえばちゃんぽんと皿うどんが王道。でも、それだけじゃない! という長崎県人が故郷の食に舌鼓を打つイベントが都内で開かれています。長崎出身の料理人、小川真さんとITコンサルタントの石島康裕さんが昨年9月から始めた「ながさきごはん」です。

1〜2カ月に1度、定員は20人というこぢんまりとしたイベントですが、これまで長崎発祥の洋食トルコライス、皿うどんと一緒にエビや魚のすり身を食パンではさんで油で揚げたハトシ、長崎おでんなどをメーンに開かれました。

参加者の7〜8割が長崎出身者。毎回メニューにまつわる思い出話で盛り上がり、改めて故郷の魅力を知る人が多いようです。
小川さんは、育ててくれた長崎へ「ありがとう」の気持ちを込めてこのイベントを続けていくといいます。

「ながさきごはん」は単独開催のほか、東京にある長崎関連団体とのコラボ開催もあります。地元料理を食べながら長崎の文化や魅力を伝え、また長崎の食材を知ってもらうこと。使用した食材を販売し経済的な貢献にも繋がるよう取り組んでいます。今後は長崎に興味がある県外出身者の参加が増えて長崎ファンの輪が広がれば、と願っています。
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