新居浜市内の公園で2013年12月以降、残虐な方法で殺されたネコの死骸が複数見つかっていることが7日、愛媛新聞の取材で分かった。新居浜署が動物愛護管理法違反の疑いで捜査、公園周辺のパトロール回数を増やし警戒している。

同署によると、今年2月8日、近隣の女性の通報で、滝の宮公園(滝の宮町)駐車場の植え込みで死骸2体を確認。2体は脚の骨を折られ両目をつぶされており、うち1体は鋭利な刃物のような物で耳を切られていた。同署は何者かが殺したとみている。

女性によると、昨年12月にも同公園で切断されたネコの尻尾や複数の死骸を発見したほか、今年1月29日には同じ場所に箱わなが仕掛けられているのを見つけた。女性は「罪のない動物が傷つけられ、許せない」と憤っている。

市都市計画課によると、公園内での鳥獣捕獲・殺傷は市都市公園条例で原則禁止。箱わなは無許可で設置されたとみられる。
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