三宮を中心とした神戸市中心部の再開発計画を検討する委員会の初会合が、19日神戸市役所で開かれました。
この委員会は三宮を中心にJR新神戸駅から神戸港周辺までの神戸市中心部の再開発について検討するため設けられました。
神戸市役所では19日初会合が開かれ、学識経験者や経済団体の代表、それにまちづくり協議会の代表などおよそ30人が出席しました。
このなかで、神戸市の久元喜造市長は「中心部の再開発は歴史ある神戸の街が成長する上で重要な課題であり新しい発想でまちの方向性を考えていきたい」と述べました。
続いて市民から寄せられたアンケートの結果が紹介され、「都心のにぎわいがなく、集客力がない」という声や、「神戸らしさを代表する山と海の景観を生かしきれていない」などの声が報告されました。
これに対して出席した委員からは▽駅周辺の煩雑さを解消するために、景観と利便性を重視して整備すべきだという意見や▽駅ビル中心ではなく、歴史ある商店街の声も聞きながら再開発をしてほしいなどの指摘が出されました。
委員会では新年度・平成26年度中に検討結果をまとめ久元市長に答申することにしています。
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