【フランス】「今でも斬れる」19世紀のギロチン、競売へ

19世紀後半に使用され、今も完璧な状態で作動するギロチンが27日、フランスで競売にかけられる。
競売業者が発表した。落札価格は最高で6万ユーロ(約850万円)と予想されている。

木・鉄・鋼・真ちゅうでできたこのギロチンは19世紀後半、実際に斬首刑に用いられていた。

競売は同国北部のナント(Nantes)で開かれる。競売業者のフランソワグザビエ・デュフロ(Francois-Xavier Duflos)氏は、5万〜6万ユーロ(約700万〜850万円)での落札を見込んでいるとしている。

同氏は、「この種の物品が競売にかけられることはまれであるため価格設定が難しいが、その珍しさを考慮した」としている。
また落札後は、「城や公共の展示場といった、歴史的な場所に置いてもらえれば良いと思う」と話している。

同氏はこのギロチンを使っていたのは軍だとしているが、詳細は明かしていない。20世紀初めに購入したとみられる男性の孫が現在の所有者で、その間の100年以上にわたって個人が所有していた。

ギロチンは1789年に始まったフランス革命の代名詞ともなっている。競売にかけられるギロチンの刃の部分には、革命後近隣諸国からフランスを守るために創設された革命部隊の一つの「Armees de la Republique(共和国軍)」という刻印が施されている。
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【大阪】「バイクよこせ」大学生に殴る蹴るの暴行 黒いセルシオに乗った男2人逃走

23日午前5時5分ごろ、大阪府和泉市伏屋町の市道で、中型バイクを運転していた堺市南区の男子大学生(22)の前に乗用車が割り込んで停車。
助手席から降りた男が大学生に刃物のようなものを突きつけ「バイクをよこせ」と脅し、殴る蹴るの暴行を加えて数百円が入った財布を奪った上、バイクに乗って車とともに逃走した。大学生は左耳を切る軽傷。大阪府警和泉署が強盗致傷容疑で捜査している。

同署によると、車は黒いセルシオで男は25〜30歳ぐらい。黒っぽい長袖のTシャツにジーンズ、白のマスクをつけ、運転席の男は黒いパーカー姿だった。
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【長野】長野は「関東」に入りますか?

関東甲信越、とは言うものの、地理的・交通的にも比較的関東とのつながりが深い山梨県に対し、長野県の立場はちょっと微妙だ。

NHKや「関東地方知事会」などでは、長野県も「関東」に準ずる形で扱われている。
一方で「首都圏」といえば山梨県も入るが、長野県は入らない。もちろん一義的には「中部地方」なのだが、関東の仲間になれそうでなりきれない――それが長野県のポジションだ。

その辺の県民の不満をうかがえるのが、長野県が開設している「県民ホットライン」に2013年4月8日に寄せられた声だ。

「テレビ東京の系列局を作っていただきたいです。それから、Suicaなどのカードを長野県内のどこでも使えるようにしていただきたいです。長野県はとても良いところなのですが、情報が一部遮断されたり、文明の機器に対応していないところが不満です」

「情報が一部遮断されたり、文明の機器に対応していない」とはずいぶん大げさなように感じられるけれども、当地の県民にとっては切実な訴えだ。

特にそれを象徴しているのが、Suicaだ。長野県内を走るJRの路線は、東日本、東海、西日本の3社に管轄が分かれる。このうち県内の拠点を押さえているのはJR東日本だ。
ところが、長野新幹線の4駅を除き、現時点でSuicaを利用できる駅はない。
山梨県で甲府駅を含むJR中央本線上野原駅〜韮崎駅間でSuicaが使えるのとは好対照といえよう。

もっとも投稿から約1年後の2014年4月1日から、長野県の一部が「東京近郊区間」に組み込まれることになった。そして松本・塩尻・岡谷・下諏訪・上諏訪・茅野・富士見・小淵沢・清里・野辺山の8駅でSuicaが利用できるようになる。

ただし残りの駅は非対応のまま。4月1日以降運賃体系が2重ルールになり、切符の方がお得になることもあれば、ICカードの方がお得になることもある。しかし、長野県のSuica非対応駅を利用する場合、切符しか選べない。なお、JR東海のトイカとJR西日本のイコカについては、長野県は圏外だ。

ちなみにテレビ東京系の放送局については、開設の予定は「ない」という。長野の微妙なポジションは、当面そのままらしい。
j-town.net

【神奈川】60代は高齢者と呼びません、大和市が来月1日都市宣言

65歳から69歳は高齢者とは呼びません-。大和市は4月1日、「60歳代を高齢者と言わない都市宣言」を出す。
就労するなどして元気に暮らす「高齢者」が増えているためという。
法律や条例などの基準は変更しないが、市の広報誌や通知、案内などでは可能な限り「70歳以上」を高齢者と表記する。

市の平均寿命は男性80・3歳、女性86・5歳と国の平均(男性79・55歳、女性86・30歳)を上回る。
介護を受けずに自立生活ができる「健康寿命」も男女とも70歳を超えている。

1956年の国連の定義に基づき、高齢者は「65歳以上」とされているが、当時に比べ、65歳を超えても働いたり地域で活動したりする高齢者は増えている。
こうした現状を踏まえ、大木哲市長が「いつまでもはつらつと活躍してほしい」と発案した。
4月1日にセレモニーを開き、市民にPRする。

高齢者の基準が二つできることに対し、市政策総務課は
「説明文を添えるなどし、市民に理解してもらい混乱のないようにしたい」と話している。
news.kanaloco.jp

【大阪】焼肉の街「大阪の韓国=鶴橋」に偽ブランド店が集中する なぜ?

JRと近鉄が乗り入れる鶴橋駅(大阪市天王寺区、生野区)に降り立つと、むせかえるような屋台のにおいが体中を包んだ。

キムチ、チヂミ、チマチョゴリ…。

人がやっとすれ違える程の狭い通路にさまざまな食品や衣料品、雑貨を売る店が立ち並び、人波の中では日本語と韓国語が飛び交う。
通称「鶴橋商店街」。異国情緒ただようそこは、観光客にも人気のスポットだが、時として別の顔を見せる。
やたらと偽ブランド品販売店が摘発されているのだ。
大阪府警は2月、偽ブランド品を販売していた5店舗を一斉摘発したが、同商店街での摘発は過去5年間で68店舗。
なぜこの地に偽物販売店が集うのか。その秘密にたどり着こうと、まずは"ブティック"との看板を掲げた店ののれんをくぐった。

姿見の奥に"謎"のショーケース

「エルメスの長財布、あります?」

こう尋ねると、女性店主が店の奥に手招きした。
「エルメスはけっこうあるよ。人気だからね」
脇に置いてあった姿見をおもむろにどけると、後ろからショーケースが現れた。中には十数点の財布が並んでいる。
「これ、お客さんの雰囲気にとっても似合うよ。1万4千円」

渡されたのは、エルメスの「ベアンスフレ」というシリーズの長財布。正規品なら約30万円。
傷ひとつなく、素人目には偽物とはわからない。ただ、小銭を入れる部分のファスナーが少しひっかかる気がした。
「ちょっと貸して」

違和感を伝えると店主は財布を取り上げ、ファスナー部分に蝋(ろう)を少量こすりつけた。
「ほら、滑りがよくなったでしょ。もう大丈夫」

かなり強引だ。
「持っていても偽物って分からない?」

あえて問うてみた。
「わからないよ。『バーキン』なんて、みんなここで買っていくよ」

バーキンもエルメスの高級バッグのシリーズ。
棚に飾ってあった大きなトートバッグを下ろすと、その"バーキン"が、奥から姿を現した。スカイブルーが鮮やかな代物。
「ほら、これすごくいい色でしょ」

店内のあちこちに偽ブランド品が隠してあるのだろうか。

「コピー商品は一切置いていません」

鶴橋商店街は、はっきりとした範囲は決まっていないが、駅周辺にある複数の商店街と市場を総称し、そう呼ばれている。
大阪市生野区、東成区、天王寺区の3区にまたがる広範囲の商店街で、韓国系の飲食店や衣料品店など約800店舗がひしめく。

観光客も多い人気スポットだが、この商店街が抱える大きな問題、それが偽ブランド品だ。

大阪府警は今年2月の一斉摘発で、高級ブランド「ルイ・ヴィトン」の偽物を販売していたなどとして、韓国籍の店舗経営者ら男女9人を現行犯逮捕。店舗や倉庫から、グッチの偽財布やロレックスの偽時計など、計約1800点を押収した。だが、これは氷山の一角でしかない。

昨年1年間、財布やバッグの高級ブランド「ボッテガ・ヴェネタ」や、若い女性に人気の「トリーバーチ」の偽物を扱っていたとして摘発された店舗は、鶴橋商店街だけで、計15店。平成21〜25年の5年間でみると、実に68もの店舗が摘発されている。

一説には「常時30店舗以上の偽ブランド品販売店が営業している」とささやかれ、それを裏付けるように「コピー商品は一切置いていません」とわざわざ張り紙をする店もある。

鶴橋商店街の一つ、大阪鶴橋市場商店街振興組合の担当者は「商店街全体が違法行為をしているようにみられ、本当に迷惑している」と憤る。

注文と販売は別店舗

こうした違法店舗のほとんどは「雑貨店」「ブティック」などと看板を掲げているが、摘発を逃れるため店頭には商品を並べず、普通の店ではあり得ない販売形態を取っているという。

ひとつは、店舗内に偽ブランド品を隠している店。客の要求に応じて商品を出してくる。
もうひとつは、注文受付店舗と販売店舗が分かれている店だ。
受付店舗で客は、各ブランドが出している本物のカタログを見せられ、「この商品がほしい」と伝える。
すると直近の別店舗に案内され、そこでカタログで示した正規品によく似た偽物を購入できるというものだ。最近ではこの店舗分離型が増えているという。

とはいえ、店舗で偽ブランド品を販売するというやり口は珍しいようだ。

偽ブランド品の排除に取り組む一般社団法人「ユニオン・デ・ファブリカン」(東京)の堤隆幸事務局長は「偽ブランド品販売の中心は今はインターネット。店舗で公然と売られているのは日本広しといえど鶴橋くらい」と話す。

警察庁によると、偽ブランド品を販売したなどとして昨年摘発した事件は全国で241件(346人)。
うち、通販サイトなどを利用したものは158件で、全体の65・5%を占めた。
店舗型と異なり、場所を選ばない通販サイトは売り手にも買い手にも好都合だからなのだが、それでもなお、鶴橋には店舗が存在している。いったいなぜなのだろうか。

ネット社会に逆行の"強み"

府警や商店街関係者などによると、鶴橋商店街は戦後まもなく、駅周辺に集まった露天商によって開かれた闇市が起源といわれている。
古くから行商人が韓国や中国で仕入れた商品を売りに来る文化があったといい、いつしか、その商品の中に偽ブランド品が入るようになったという。

かつては、偽ブランド品を日本に来る前に行商人がトランクに少量ずつに分けて機内に持ち込み、日本の税関を通った後で、1つにまとめて商店街内の各店舗に卸すという光景が見られた、と話す人もいる。

その後、長年をかけて口コミなどで偽ブランド品販売店の評判は広がったとみられ、販売店舗が増加。
「あそこに行けば買える」と、偽物であることを承知している買い物客が訪れるようになったという。

それでもこれだけ摘発が相次げば偽ブランド販売店はなくなりそうなものだが、そうでもないのはどうしてなのか。

ある捜査関係者は「店は独立採算、現金主義。ネット通販と違い、注文履歴や振込口座から足が付かないのが、店と客双方にとって都合がいい」と分析する。

"ゆるい"大家の存在が

一方、商店街関係者によると、店舗所有者が知ってか知らずか違法業者に場所を貸してしまうケースがあれば、店子(たなこ)に対する審査が甘いオーナーもいるという。
こうした"ゆるいオーナー"の情報は、違法業者間で共有されているとみられている。

「摘発後いったん店を閉めても、しばらくすれば同じような違法店が開店したり、同じ人物が屋号を替えて開店したりする」。
捜査関係者は、事件はいたちごっこだと嘆く。

冒頭で訪れたブティックとは別の衣料品店。グッチの財布を探しているとだけ告げると、女性店主は「最近警察も厳しいから全然入ってこんし、置いてないねん」と応じた。

しばらく会話を続けていると、「どんなんが欲しいん?」とおもむろにカタログをめくりだした。
しかし、警戒しているのだろうか、すぐにカタログを閉じて「まあ他の店いくつか回ってき。それでもなかったら…ここ戻ってきたらええわ」。

「常時30店舗」という説は、あながち誇張ではないのかもしれない。
sankei.jp.msn.com
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