東京都医師会長「屋外では原則マスク不要」熱中症の危険も
6/14(火) 20:00
TBS NEWS DIG Powered by JNN
東京都医師会は「屋外では原則、マスクはいらない」との考えを示しました。
国は、屋外でも会話する場合は2メートル以上の距離が確保できなければ、マスクの着用を推奨していますが、東京都医師会の尾崎会長は「至近距離で会話し飲食するバーベキューなど特殊な場合を除き、感染のおそれは少ない」として、「屋外では原則、マスクはいらないのではないか」と述べました。
また、尾崎会長は、気温が上がる夏は熱中症になるおそれがあるため、マスクを外すよう呼びかけましたが、「これをきっかけに外していく方向にすべきだ」として、夏以降も着用の必要はないとの考えを示しました。
公費負担継続で5類相当に コロナの分類引き下げ提案 都医師会
6/14(火) 20:44
時事通信
東京都医師会の尾崎治夫会長は14日の記者会見で、「2類相当」となっている新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けを見直すよう求める都医師会の提案を示した。
医療費の公費負担を続けるなどの条件付きで、季節性インフルエンザと同等の5類相当に引き下げるよう提言している。
都医師会は感染者や重症者の減少などを受け、見直し案をまとめた。新型コロナ対応として現在実施している医療費の患者負担分の公費支出や、感染が判明したら保健所に届け出る措置を継続する一方、感染者への入院勧告や就業制限、保健所による健康観察などを原則としてやめるという内容だ。感染者や医療機関、行政の負担を軽減する狙いがある。
尾崎会長は、都内の新規感染者について「7月に入れば、だいたい毎日1000人を割るようになることが予測される」と指摘。その上で「現状に即した新しい分類を作ってもいい。2類相当からは脱却した方がいい」と述べた。
東京都医師会会長、コロナ「新しい分類作っても」マスク着用「同調圧力なくして」
6/14(火) 17:40
TOKYO HEADLINE WEB
東京都医師会が14日、都内で今後の感染症対策について定例記者会見を行った。
尾?治夫会長は、現在の感染状況を「一週間の平均が約1600人で推移し、増加比が約0.8%くらい。このままいくと、7月に入って1000人を割る感染者数になることも予測される」と説明。
そのうえで岸田首相が13日、国会で新型コロナの感染症法上の分類について「今の段階で動かすことは現実的ではない」と発言したことを受け「いきなり2類を5類に見直すのは今の時点では難しいと思うが、2類と5類しかないわけではなく、現状に即した新しい分類を作ってもいい。そういう意味でそろそろ指定感染症2類相当から脱却したほうがいいと考えている」と提言した。
また、国産経口薬の緊急承認に「富士フイルムのアビガン、シオノギのS-217622というプロテアーゼ阻害薬、興和のイベルメクチンの3種類に重症化予防の効果があるかどうか治験を行っている最中。国産経口薬の承認が現在どういう状況で今後の見通しはどうなっているのか、途中経過を含めて明らかにしていただき、使えるのかどうかを議論していただきたい。ここで重症化予防に使える経口薬が増えれば、だいぶインフルエンザに近づくといいますか、新型コロナの状況がいい方向に向いていくのではないか」と言及。
高齢者や重症化リスクが高い人への4回目接種がスタートしたが「医療従事者や介護従事者に追加接種をという話もありますが、やはり2日間高熱が続くなど副反応がネックとなる場合もある。そういった意味で4回目接種に米ノババックス社製のワクチンを使えるような形もぜひ認めていただければ」と注文をつけた。
さらにマスクの着用について「私どもは屋外でのマスクは不要であろうと思っているが、現実として“マスクをしたい、外したくない”という方もかなりの数いる。今後はマスクをつけていたい方はつけている、もう外しても構わないという方は外すということで、それに対してお互いに“何であなたはマスクをしないんだ”“何であなたはマスクを外さないんだ”ということは言わない。マスクをつける、つけないは自己判断に任せる」。
続けて「感染の恐れとして屋外ではつける必要はないと思っていますが、もうつけなくてもいいと考える人はつけなければいいし、やはりつけていたいと思う人はつけていればいい。これからはつける、つけない両方の人がお互いを尊重し合って、少なくとも同調圧力はもうなくそうという形に持っていくのが一番いい」との考えを示した。
抗原定性検査の活用についても「PCR検査に劣らない成績が出ているので、そろそろ必要な場合には検査を多用して、世の中を動かしていくことをもう一度考えるべき」と訴えた。
濃厚接触者の行動制限の見直しなど 大阪府がコロナ対応で会議 感染症と経済の専門家が出席
6/14(火) 19:22
関西テレビ
大阪府は新型コロナウイルスの今後の対応について、専門家を交えた会議を開き、濃厚接触者の隔離の緩和を、国に求める方針を決めました。
14日午後6時から開かれた専門家会議には大阪府の吉村知事のほかに感染症と経済の専門家が出席しました。
新型コロナの濃厚接触者について、現在はワクチンの接種の有無にかかわらず、1週間隔離される事が決められています。
会議では濃厚接触者の行動制限などについて、重症化リスクのある高齢者施設などを除いて感染対策を取る前提で行動制限を緩和するよう大阪府から国に見直しを求めていくことを決めました。
また、新型コロナの治療に対応する病院が限られている現状から、府内の全ての医療機関で治療などを行う「オール医療体制」の構築に向けての課題も話し合われています。
また会議の冒頭では吉村知事はコロナの感染症法上の分類が「SARS(サーズ)」などと同じ危険度が2番目に高い「2類」相当であることについても、見直しが必要との考えを示しました。
日本の運動会はマスク着用とのことですが、スウェーデンはマスクゼロ。規制が全撤廃になってから数ヶ月が経っていますが、感染は拡大していません。空手や剣道、柔道などもスウェーデンではマスクなしで普通にやっていますよ。日本もマスク、やめませんか?